業務継続に関する基本方針

業務継続に関する基本方針

1.目的

当行は、地域金融機関として業務継続体制を整備することで、リスク管理体制の充実・強化をはかっております。
本方針は、内部管理基本方針(「内部統制システムの基本方針」)に基づき、当行及びグループ全体の業務継続体制に関する基本的な考え方を定め、組織全体に周知させることを目的に制定いたします。

2.管理の基本的考え方

緊急事態において業務への影響を極小化し、迅速かつ効率的に業務の復旧を行い、ある一定水準の業務の継続性をはかる中で、以下の点に注意し対応します。

  • (1) お客さま、役職員および関係者の安全を確保します。
  • (2) 業務の継続および早期復旧することで、地域経済活動の維持に貢献するとともに、決済システムへの影響の極小化をはかります。
  • (3) 業務停止等による機会損失を最小限に抑えます。
  • (4) これらの実効性を確保するための必要な体制構築と訓練の実施を行います。

3.想定する緊急の事態

緊急の事態として、災害、新型インフルエンザ・感染症流行、システム障害、サイバー攻撃、風評被害などを想定します。

4.優先業務および復旧目標について

公共性の高い金融サービスをご提供する銀行として、社会経済活動を停滞させないために、業務の復旧の中で優先して対応すべき業務を定め、これらの業務に経営資源を集中いたします。復旧を優先させる業務については、目標復旧時間や目標復旧時点を設定し、対応を行います。

5.規程等

本方針に沿って、「業務継続に関する基本規程」を制定し、取り決めを明確にするほか、下位に規定等を制定して周知徹底をはります。

6.継続的な改善

定期的に業務継続計画に基づく訓練を実施し、当行役職員への緊急時対応行動の浸透度や習熟度を評価するとともに、実効性等に関して定期的に検証を行います。また、外部環境の変化や業務多様化等に対し、業務継続性を高めるため、適宜業務継続に関する規程等を更新していきます。