タイトル:北國銀行 統合報告書2021 ディスクロージャー誌2021.3

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概要

「北國銀行 統合報告書2021 ディスクロージャー誌2021.3」のeBook版です。

気候変動対応、環境保全環境を意識した経営戦略気候変動への対応北國銀行は2021年5月に金融安定理事会(FSB)により設置された「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同しました。これまでの気候変動に関する取組みをより一層推進するとともに、TCFDの提言を踏まえた情報開示の充実を図ってまいります。ガバナンス部署横断的なプロジェクトにより、気候変動問題をはじめとしたESG課題を抽出・議論する体制を構築しております。また、気候変動に関する対応方針や重要事項を、頭取以下執行役員以上が参加する戦略会議で議論の上、取締役会で決議する体制を整備しております。戦略「気候変動対応、環境保全」を取締役会での決議のもと、ESGのマテリアリティ(優先的に取組むべき重要課題)の一つとして設定しています。また「ESG取組み方針」を策定し、全役職員の事業活動の基本方針としています。今後、TCFDの枠組みに基づき、気候変動が当行の経営にもたらす機会とリスクについて、シナリオ分析等を通じて認識し、開示していきます。リスク管理気候変動に起因する物理的リスクや移行リスクが、事業運営、戦略、財務計画に影響を与えることをトップリスクとして認識しており、今後、統合的リスク管理の枠組みにおける管理態勢を構築していきます。また、TCFD提言への賛同と併せて、投融資方針およびセクターポリシーを設定しており、環境・社会への影響を低減・回避するための取組みを実施していきます。指標と目標CO2排出量の削減目標2020年度のCO2排出量は、2014年の本店ビル移転新築、2018年の事務センターサーバールーム再構築等を中心とした消費電力削減効果により、2013年度比約37%削減しています。店舗統廃合や、建替店舗のZEB化等の取組みにより、2030年度CO2排出量削減目標を2013年度比▲60%とします。※CO2排出量(絶対値)は、省エネ法の定期報告書における北國銀行のCO2排出量を記載しています。※2013年度~2016年度はCO2換算率が不明のため、2017年度基準にて算出しています。(t)10,0008,0002013年度比約37%削減6,0004,0002,00002013年度2014年度2015年度2016年度2017年度2018年度2019年度2020年度28?CO2排出量(絶対値)(トン・CO2)