タイトル:北國銀行 統合報告書2021 ディスクロージャー誌2021.3

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概要

「北國銀行 統合報告書2021 ディスクロージャー誌2021.3」のeBook版です。

カード事業の状況キャッシュレス意識の高まりからカード発行枚数、加盟店の契約数ともに堅調に推移しています。2019年10月から2020年6月まで実施したキャッシュレス・消費者還元事業によりさらに拡大し、北陸3県では15人に1人、特に石川県では6.6人に1人が北國Visaデビットカードを所持しています。Visaデビットカード発行枚数(累計推移)加盟店端末提供数(累計推移)(千枚)250200206239(台)10,0008,0007,7688,18315010050581091546,0004,0002,0001,7533,4105,53702017.32018.32019.32020.32021.302017.32018.32019.32020.32021.3キャッシュレスを中心とした決済市場はさらなる拡大が期待できる反面、競合環境は激化することが予想されます。市場の拡大と並行し、世界的に不正利用が増加している点については、不正対応人員の増員やモニタリング強化により、安心してご利用いただける環境整備を行っています。また、決済データの分析を進め、多様化する消費スタイルに柔軟かつスピーディーに対応し、カード利用者さま、加盟店事業者さまの立場に沿ったご提案を継続していきます。今後の展望北陸地域の生産性向上を図るため、システムの共有化を図り、顧客データの有効活用とマーケティング戦略の実行支援を目指します。業種別・規模別同業種間でのシステム共有化2年後5年後以降専門システムを導入し、「伝票のデジタル化」を図る「会計」・「労務」・「POSレジ」のシステム間連携を推進し、各システムがシームレスにつながる体制を構築「同業種間でのシステム共有化」の推進により、飲食・小売業をはじめ、各社が共通で利用可能な業種別にパッケージ化されたシステムを提供品揃え戦略(マーチャンダイジング)・マスマーケティングの実行支援2年後3年後以降顧客データの蓄積のため、「POS・キャッシュレス機器の導入」を推進し、キャッシュレス化に向けた基盤を整備蓄積したデータを元に分析を行い、各顧客へ「1on1マーケティング」を実施、「誘客」の促進へ繋げることにより、「デジタルとリアル」の融合を図る売れ筋の予測から「品揃え戦略」の構築、さらには地域のみならず「全国の消費者」へ誘客ができるようにサポートを実施35