タイトル:北國銀行 統合報告書2021 ディスクロージャー誌2021.3

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概要

「北國銀行 統合報告書2021 ディスクロージャー誌2021.3」のeBook版です。

取締役会の主な審議事項中長期的な経営戦略に関する議案を充実させ、社外取締役の専門性や知見も活かした深い議論を踏まえて、経営の意思決定を行っております。2020年度の主な審議事項は以下のとおりです。2020年度の主な審議事項●持株会社体制移行の検討開始「次世代版地域総合会社」を実現するための戦略と、それを遂行するための組織体制について広く議論し、選択肢として、持株会社体制移行の検討を開始することを決定●劣後特約付社債の発行機動的な資本政策の遂行、および自己資本比率の安定化のため、劣後債の発行を決定●株主還元方針の見直し継続的かつ安定した株主還元を目的として、安定配当70円と自己株式取得を併せた総還元性向を40%を目途として実施することを決定取締役会の実効性評価当行では、営業店長や本部各部署の部長・担当役員等の経験を有し、当行の経営全般に対する高い見識と管理能力を備えた人物を取締役に登用しております。社内出身者である取締役は業種柄、財務・会計に関して適切な知見を有しております。社外取締役は事業会社を経営した経験や海外での勤務経験、弁護士など専門性の高い知識を有する人材を、ジェンダーの多様性にも配慮し、登用しております。以上により、取締役会の多様性を確保しております。監査等委員である取締役には、社内出身者である取締役から財務・会計に関する適切な知見を有している者を選任しております。当行では取締役会の実効性を高めるために、取締役自身による取締役会の実効性に関するアンケート調査を行い、取締役会で分析・評価しております。取締役会の分析・評価に基づき、取締役会は迅速な意思決定および監督機能を高めるための自発的な改善を行うことで、その機能向上に努めております。2020年度の取組み・評価2019年度の評価結果に基づく改善策として、営業施策の進捗報告に加えて、中長期的な経営戦略に関する議案も審議し、取締役会の議論活性化に取組みました。また、社外取締役の、銀行経営や取締役会議案に対する理解を深めるため、分かりやすい資料の記載や、担当部長から社外取締役に対する事前説明を継続的に行っております。その結果、取締役会全体として、十分な実効性が確保されていると評価しております。今後の取組み持株会社は、監査等委員会設置会社とし、引き続き取締役会の議論活性化に取り組んでまいります。持株会社の取締役会においては、中長期的なグループ経営戦略に関する議案のほか、子銀行をはじめとする各事業会社の営業施策に関する議論を幅広く行い、グループガバナンスの充実を図ってまいります。65