タイトル:北國銀行 統合報告書2021 ディスクロージャー誌2021.3

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概要

「北國銀行 統合報告書2021 ディスクロージャー誌2021.3」のeBook版です。

反社会的勢力との関係遮断北國銀行は、地域社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力とは断固として対決するため、反社会的勢力との関係遮断を重視した業務運営を行います。また、不当要求は断固として拒絶し、資金提供や裏取引は絶対に行わず、警察などの外部専門機関とも連携しつつ、組織全体として対応します。内部通報制度北國銀行では、内部通報制度を整備し、経営管理部コンプライアンスグループ、人材開発部、北國銀行が指定した弁護士を通報窓口として設置しています。法令違反および不正行為による不祥事件の未然防止と早期発見を図るべく、通報連絡先である「行員相談窓口ホットライン」の行内での周知に取り組んでいます。インサイダー取引防止北國銀行では、金融商品取引法その他関係法令の定めを遵守し、重要情報の適切な管理とインサイダー取引および投機的取引の防止に取り組んでいます。贈収賄防止に向けた取組み北國銀行では、国内外を問わず公務員、それに準ずる立場の者およびそれらの親族(併せて、以下「公務員」)に対し、不正に金銭そのほかの利益を供与・申し出・約束をいたしません。また、これらの行為に関し、他の事業者を幇助したり、謀議に参加いたしません。また、日本国内においては、公務員に対して「国家公務員倫理法」「国家公務員倫理規程」やその他の官公庁等で定める同種の規程等に抵触する贈答・接待は行いません。腐敗防止への取組み北國銀行では、取引先との間で社会儀礼の範囲を超える接待、贈答は行わず、また受けません。個人の金銭(割り勘・自費)による取引先との交際についても、その頻度、場所等について、社会通念上相当と認められる程度を超えないように指導しています。取引先との程度を超えた交際は、癒着しているとの誤解を招きかねないほか、無理な要求を拒絶できなくなってしまう懸念がありますので、接待・交際等を安易に、また当然のように考えずに常に良識を持って対応しています。人権尊重への取組みハラスメントは広義には人権侵害であり、人権侵害に関する言動等によって、発言・行動した本人の意図に関係なく、相手に不利益・不快感・脅威を与え、その尊厳を傷つけることにつながります。北國銀行では、お互いの人格、権利を尊重し、ハラスメントを行いません。「人が嫌がることはしない、言わない」ということは、エチケットであり、他人に思いやりのない自分本位の行動は慎みます。不祥事再発防止に向けた取組み2020年2月に不祥事が発生したことを受け、再発防止に向けた取組みの実効性およびコンプライアンス態勢について検証を行い、下記の事項を実施しております。今後も役職員全員のコンプライアンス意識の向上、事務規律の徹底、職場内での円滑なコミュニケーションの促進に取り組んでまいります。従業員面談、アンケート実施による実態把握1?従業員向け匿名アンケートによる職場内調査の実施2?コンプライアンス統括部門による従業員への個別面談実施3?所属長による面談の実施(業務上のみならず、個人的な悩みも含めて従業員の状況の把握)組織体制、行内ルールの見直し1?職場内討議(コンプライアンス事案)における従業員間の話合いの実施2?業務の見える化を実施し、一人で問題を抱え込まないよう、組織全体で対応3お取引さまへの現金交付ルールの厳格化4融資金の使途確認を徹底71