タイトル：北國銀行 統合報告書2021　ディスクロージャー誌2021.3

概要

「北國銀行 統合報告書2021　ディスクロージャー誌2021.3」のeBook版です。

北陸３県の特徴「教育水準が高い」「働く女性が多い」「離職率が低い」ことが共通の特徴で、細かな仕事が要求される繊維、電子部品産業が地域の発展を支えてきました。北陸三県の2015年から2040年までの人口減少率は全国平均を上回ると予想されていますが、2015年に北陸新幹線が東京～金沢間で開業し、2030年度末には、金沢駅から敦賀駅まで延伸される予定であり、インバウンド客を含め内外観光客の増加が期待されています。域内経済所得環境において、月平均可処分所得は全国的に高い水準にあり、石川県が1位、富山県が3位、福井県が5位と続き、全国47都道府県でも恵まれている地域で、持家比率も高いという特徴があります。このような点から、ライフプランを踏まえた資産形成・運用、保険、相続、ローン等多様なニーズが見込めます。また北陸地域には100,000超の企業があり、大企業は石川県と富山県に多く、2021年3月末時点の上場企業数は71社（石川県28社、富山県27社、福井県16社）となっています。月平均可処分所得石川県約517千円富山県約510千円福井県約504千円全国第1位全国第3位全国第５位総務省「家計調査年報（家計収支編）平成29年（2017年）」より作成産業構造石川・富山・福井の北陸3県は、首都圏・東海・近畿の三大都市圏からほぼ等距離にある日本海随一の工業圏です。精緻さを求められる、繊維、電子部品産業を中心に、機械器具が上位を占めています。北陸新幹線の開通により、当行のネットワークを活かしたビジネスマッチングに期待できます。製造品出荷額等石川県約3.1兆円富山県約4.0兆円福井県約2.2兆円上位5業種製造品出荷額等上位5業種製造品出荷額等上位5業種製造品出荷額等生産用機械器具製造業8,376億円化学工業7,437億円電子部品・デバイス・電子回路製造業3,399億円電子部品・デバイス・電子回路製造業4,157億円生産用機械器具製造業5,733億円化学工業2,496億円繊維工業1,966億円金属製品製造業4,144億円繊維工業2,422億円化学工業1,933億円非鉄金属製造業3,992億円輸送用機械器具製造業2,096億円輸送用機械器具製造業1,820億円電子部品・デバイス・電子回路製造業3,602億円電気機械器具製造業1,965億円経済産業省「2019年?業統計調査（確報）」より作成7