ボーナスはどう使うのが良い?


公開日:2023年6月28日

臨時収入やボーナスが入ったとき、財布のひもが緩んだ経験はないでしょうか?給料など定期的に入ってくるお金と違い、なんとなく使って手元にあまり残らないという方もいらっしゃると思います。
今回のコラムでは、臨時収入やボーナスで財布のひもが緩む心理と、資産運用に上手に回していく方法を考えていきます。

お金に色はある?〜臨時収入・ボーナスで財布のひもが緩む理由

どのようにして手にしたお金でも財布に入ってしまえば、同じお金であるという意味で「お金に色はない」と言われることがあります。
しかし、使い方から見るとそうでもないようです。例えば、働いて稼いだお金と宝くじで当たったお金を同時に受け取るとします。どちらのお金を大切に使おうと思いますか? 行動経済学の研究では、多くの方が「働いて稼いだお金」と答えるといわれています。
人はどのような方法でそのお金を得たかによって、無意識でお金を色分けしており、同じ金額でも異なる価値判断をするそうです。

どのようにお金を手にしたかで使い方も変わる


臨時収入やボーナスをもらって財布のひもが緩んで、予定外で旅行に行ったり、たまたま通りかかったインテリアショップで素敵な家具を買ったりするのは生活に潤いを与えてくれると思います。ただ、支出はバランスが重要です。その一部を計画的に資産運用に回していけば、豊かな将来を実現するのに近づきます。

資産づくりは計画が大事〜目的といくら支出するか事前に決める

資産づくりを上手に進めるには、入ってくるお金を無意識で色分けするように、あらかじめどのように使うか目的を決め、意識的に色分けすることが有効です。 例えば、「老後資金」や「住宅購入の資金」といった具体的な目的を決めると、それに必要な金額を把握し、収入のうちいくらを資産運用に回せばよいかがわかり、計画を立てやすくなります。
「長期・積立・分散」の資産運用を続けていて、毎月の積立だけで足りない場合、特にボーナスのように支給時期が分かるものは、資金計画に組み込んでおくことをお勧めします。 北國おまかせNaviでは自動積立を設定する際、ボーナスが出る月だけ加算する機能があります。事前に設定しておくことで、相場変動に惑わされずに運用する資産を着実に増やしていくことができます。

「自動積立」機能はボーナス時の加算を設定できる

(※)選択したポートフォリオによっては物価連動債が含まれない場合があります


多くの方にとって、使えるお金には限りがあります。今使うか将来のために取っておくかのバランスは悩ましいものです。そうしたなかで、利息のほぼつかない預貯金ではなく資産運用に回してリターンを狙っていけば、将来使えるお金を増やすことが期待できます。
臨時収入やボーナスが入ったときには、上手に使って豊かな今と将来を実現しましょう。


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