公開日:2024年3月22日
新NISAの手数料についてご説明します。新NISAでは、1つのNISA口座の中で「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの非課税枠を併用できますが、それぞれの枠で手数料が異なります。
「つみたて投資枠」の残高にかかる手数料は、ゼロとしています。一方、「成長投資枠」では、お客様が設定したリスク許容度に応じて、預かり資産の年率1.05~1.50%(税込1.155~1.65%)
を手数料としてご負担いただきます。
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を合わせた新NISA口座全体の手数料は、最大でも預かり資産の年率1.5%(税込1.65%)になります。
新NISAにおける「おまかせNISA」では、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の両方を活用しながら、お客様の資産全体で最適なバランスになるよう自動で資産を購入します。
それぞれの枠で手数料が異なるため、お客様一人ひとりのご利用状況に応じて、手数料は変動します。例えば、手数料がゼロである「つみたて投資枠」を利用すると、お客様の口座全体における手数料を低く抑えることができます。
それでは、実質的にどれくらいの手数料をご負担いただくことになるか、ご利用のケースごとに見てみましょう。
自動積立による入金の場合
「つみたて投資枠」を利用するには、新NISAの制度上、積立の設定が必要です。「おまかせNISA」では、自動積立で入金していただくことで、「つみたて投資枠」をご利用いただけます。
自動積立による入金の一部(※1)を「つみたて投資枠」での購入にあて、残りは「成長投資枠」で資産を購入することで、最適な資産バランスをめざします。(※2)
自動積立のみで入金すると仮定した場合、2つの枠を合わせた新NISA口座全体の手数料(加重平均による試算)は、リスク許容度に応じて0.95~1.00%(税込1.040~1.10%)(※3)になります。
上記の通り、「成長投資枠」はリスク許容度ごとに手数料が異なります。NISA口座全体の手数料は、入金後に「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の残高の割合が変わらなかったと仮定した場合の試算です。相場の変動により資産評価額が変動した場合、新NISA口座全体の手数料も変動します。
自動積立以外の入金の場合(クイック入金・振込入金など)
一方、自動積立を利用しない場合や積立以外の入金(クイック入金・振込入金)を行う場合、「成長投資枠」のみで資産を購入するため、手数料はリスク許容度に応じて年率1.05~1.50%(税込1.155~1.65%)になります。
通常の口座と従来のNISA口座の手数料は、これまで通り、預かり資産の年率1.5%(税込1.65%)になります。
新NISAにおいても、預かり資産に連動した手数料のみとなり、追加で手数料はかかりませんのでご安心ください。お客様にご負担いただく手数料は、それぞれの口座ごとに計算された金額の合算になります。毎月初めの営業日に、取引履歴の画面で確認することができます。
これまで通り、取引ごとには手数料はかからず、リバランス(資産のバランス調整)やミリトレ(少額ETF取引機能)といった多彩な機能がすべて無料でご利用いただけます。
おトクな手数料と非課税メリットのある「おまかせNISA」を、ぜひご検討ください。
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